交通走行

サイクリストのマナー【交通ルール編】

石川県サイクリング協会は自転車走行の「100%の安全」を掲げ、交通ルールとマナーを守り事故のないよう安全に走行していただくことを会員はじめ、すべてのサイクリストに呼びかけます。
しかし、「サイクリストの交通マナーが悪い」とのご指摘を受けているのも事実です。
気の合う仲間や有志で大・小さまざまなサイクルイベントが開催されています。
楽しいサイクリングで事故があったら。
いくら安全に走っていたとしても事故を起こさないとは限りません、自分は悪くなくとも事故に巻き込まれる可能性は誰にも存在します。
もちろん事故は起こさない、巻き込まれないことが事故から自分を守る一番の方策なのですが、現実はそうもいかず予期せぬ事故と出会うことがあります。

事故に巻き込まれない引き起こさない
それでは、事故に巻き込まれない引き起こさないにはどのようにすればよいのか。石川県サイクリング協会からサイクリスト皆さんへの呼びかけです。

自転車も一時停止しないと違反

自転車も車と同じく一時停止の標識がある場所では、停止線の前で停止して安全確認を行わなければいけません。
また、信号機のない交差点では優先関係が発生するので、優先道路に進入する手前で一時停止の必要があります。踏切の手前でも一時停止義務があります。
横断歩道を横断している、あるいは横断しようとしている歩行者がいたら、車両は手前の停止線で必ず一時停止しなければならない、これは車でも止まらないドライバーが多いので注意しましょう。
”横断歩道+歩行者=赤信号”です。

cof

「止まれ」の標識があったら止まりましょう。

自転車は道路交通法上では、軽車両に分類されます。
自転車は原則車道を走らなければなりません、したがって一時停止の義務もあります。「止まれ」の標識があったら必ず止まりましょう。特に、これは踏切でも同じで、線路に脱輪しないためにも一時停止しましょう。

サイクルイベントで多い不停止

まとまった人数で走るサイクルイベントで特に多くみうけられるのが、
①前走者が止まって確認すると、後続者はそのまま続いて止まらずに走り抜ける。
②信号が黄色から赤に変わっても後続者は止まらずそのまま走り抜ける。
③一時停止の際にクリートをはずして停止せず、ゆっくり走りながらそのまま行ってしまう。
特に②は右折車との事故が多いので注意しましょう。

自転車で一旦停止がしっかりできると車の運転も変わります。
是非、実行してみてください。